カッコいい胸の形をつくるならベンチプレスではおしりはあげないでやるようにするべきと考えています。
カッコいい胸をつくるためのベンチプレスについて考えをまとめてみました。
おしりを挙げたベンチプレス
高重量を挙げるためにベンチプレスではおしりを挙げておこなっているというお客さんがいました。
ベンチプレスをおこなっている目的を聞くと、純粋に胸の厚みを大きくして、カッコいい身体をつくりたいとのこと。
おしりをあげてベンチプレスをおこなうトレーニングの方法はあります。そのやり方はデクラインベンチプレスという名前がついています。
おしりをあげてのベンチプレス(デクラインベンチプレス)は大胸筋下部を鍛えるための種目。
大胸筋の下部を鍛えたいという目的で、おしりをあげてのベンチプレスをおこなっているのなら問題はないのですが、そうではなく、ただ単にベンチプレスの重量を扱いたいからという理由で、おしりをあげてベンチプレスをやっているという方は注意が必要です。
ベンチプレスを行っている目的がカッコいい身体をつくりたいと思ってベンチプレスをおこなっているのであれば、おしりはあげないでベンチプレスをおこうようにすることをオススメします。
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カッコいいとされる身体
カッコいい身体と聞いて皆さんはどのような身体を思い描くでしょうか。
私はフィジーク選手のような身体付きがカッコいいと思っています。
カッコいいとされる人間の身体というのは
・若々しい
・引き締まっている
・生き生きとしている
・動物的な強さを感じさせる
そんな身体がカッコいい身体と本能的に思うようにできていると思います。
これらの要件をもう少し具体的に言い換えると
・上に向かって盛り上がるような身体
・各部位の筋肉の上部が下部に比べて発達している身体
そんな風に言い換えることができます。
これはフィジークのような身体付きを想像していただけるとわかりやすいかと思います。
フィジークは背中のVシェイプが評価されるように、まさに「上に向かって盛り上がるような身体」が評価されます。
・胸の筋肉であれば、胸の下部よりも胸の上部
・背中であれば、肩甲骨まわりの筋肉である大円筋や小円筋
・肩は前、横、後ろと上半身の盛り上がりを演出するためには欠かせない筋肉
トレーニングをする際に、フラットのベンチプレスをメインにおこなってきたのであれば、メインをインクラインのベンチプレスにして胸の上部メインに鍛えてみるというのもひとつの手です。
私自身も最近のトレーニングでは胸の上部、インクラインベンチでの種目をメインにトレーニングを行っています。
また、背中に関してもデッドリフトも良いトレーニングですが、背中の上部を意識したラットプルやチンニングのような大円筋・小円筋を鍛えられる種目をやりこんでみるのが良いでしょう。
キレイな胸の形をつくるベンチプレスのやり方
ベンチプレスをやる目的がカッコいい胸をつくるためにやっているのなら、おしりはあげないでやるようにしましょう。
カッコいい胸の形というのは胸の上部・中部しっかり発達しているような胸になります。
胸の下部ばかりが発達しており、上部が発達していなければ、筋肉はあるのに、胸が垂れているように見えてしまいます。
そうならないためにもベンチプレスをやる時には、胸の中部に刺激が入るようなフォームでトレーニングをするようにしましょう。
やり方としては
・5ポイントコンタクト(おしり、頭、肩、両脚)はベンチ、床につけたまま浮かせない
・胸を張ったままキープする
・バーベルは胸につくまで下ろす
これらはベンチプレスで胸の中部にしっかり刺激を入れるためにも、特に大事なポイントになります。
ぜひ、ベンチプレスを行う際は気をつけてトレーニングしてみてください。
本日は以上になります。
ほな、また〜
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【編集後記】
本日は午前中、指導で午後はオフでした。
午後は雨だったので、家でゆっくりNetflix鑑賞。
【1日1新】
カズチー
シュクメルリ作り
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