難しいこともトレーニングの専門家なのだから知っておかなければならない。
難しい本を買うんだけど、なんだか読む気がしなくて、読んでいない。
専門家として専門知識を深く身につけることも大事だけど、簡単な基礎の勉強も大事だと思ったので、考えをまとめました。
むずかしい知識の使う頻度は少ない
独立後に、どういったことを勉強するか。気をつけたいことがあります。
勉強というと、より難しいものをやりがちです。もっと調べて、もっと読んでと、どんどん難しいことを勉強してしまいます。
ただ、難しいこと =お金になるわけではありません。
レベル 10までの段階があるとして、レベル 10を求める方がどれくらいいるでしょうか。
もし、その知識を求める方が少ない、またはいない場合は、その勉強自体無駄になってしまいます。自己満足にすぎません。
出典:独立は楽ではないけど楽しめる
パーソナルトレーナーなのだから、
・身体のことは把握しておかなければならない
・難しい専門知識も知っておかなければならない
フィットネスの業界に8年ほど身を置いているので、トレーニングなどの基本的な知識は身につけたつもりです。
ですが、まだまだ知らないこともたくさんあります。
その自分の知らない難しい深い知識を学ばなきゃいけない、知ってなきゃいけない。
そんな風に考えていました。
ですが、それは一緒に働いているトレーナーや先輩から、どう見られるか気にしていたからだということに気が付きました。
難しい専門知識を頭にいれても、実際はお客さんはそこまで求めていないということが多いです。(専門知識を身につけておいて損はないとは思いますが。。)
「むずかしい勉強」よりも「かんたんな勉強」
教えるということを考えたときに、かんたんなことこそ需要があります。
0から 1が最も敷居が高いからです。
レベル 0から 1をどう伝えるかを考えましょう。それ以上のレベルを勉強するとしても、 10のうち 3まででいいでしょう。
私はあらゆる分野で 3くらいまでしか知りません。それ以上をあえて勉強していないのです。
使わないことを勉強してもしかたありません。楽しくないですし。
より使える、かんたんなことを勉強しましょう。
そしてお客様に喜んでいただけることこそ、楽しみになるものです。
出典:独立は楽ではないけど楽しめる
フィットネス業界を見ても、いちばんニーズがあるのが入りの部分。
0→1にするためにはどうすればいいのかというニーズ。
・運動をしていない人がどうすれば運動を続けることができるのか
・筋トレをしたことがない人に、どのようにすれば筋トレを始めてもらい続けてもらうのか
0→1にするのは、すごく最初はハードルが高く、敷居が高いように感じます。
私の経験談でも
・ブログを始めた時は右も左もわからず、何度も心が折れそうになったり
・積み立てNISAで投資を始めた時もほんとに大丈夫かなあと不安でした
お客さんのことを考えれば、必要なのは深いむずかし知識よりも基礎的なかんたんな勉強。
まわりの目よりも、お客さんを第一に考えたいものです。
かんたんな勉強・読書なら続く
・わからないから続かない
・わかると続く
・効果を感じないから続かない
・効果を感じるから続く
読書が続かないという方は、むずかしい本を読んでしまっているのかもしれません。
むずかしいからわからない。
わからないからおもしろくない。
おもしろくないから続かない。
読書することを習慣にしたい人は読みやすい・かんたんな本を読むようにすると習慣化しやすいかもしれませんね。
本日は以上になります。
ほな、また〜
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【編集後記】
昨日は休みで買い物に、昼にはサイゼリアでランチ。
今日も夜は減量中だけどパスタ。
減量は無理なく、細く長くやるのが大事だと自分に言い聞かせている。