土曜日, 11月 23, 2024
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背中のトレーニングで背中に効いているのがわからないときに知っておきたいこと

※繋ぐことが強みのチーム by iPhone12mini

トレーニングをしているとちゃんと効いているのかがわからないということがあります。

特に多いのが背中の筋肉。

背中の筋肉は自分で見ることができませんし、触る機会も少ないです。

ちゃんと効いているのかわからないときに、知っておいていただきたいことをまとめました。

頭の片隅にでも入れておいていただければ。

筋肉と脳を繋ぐのは神経

筋肉を動かすためには、脳からの指令によって筋肉が動きます。

「腹筋を固める」ということをするときは

まずは脳から「腹筋を固めろ!」という指令をだし→筋肉と脳を繋ぐ神経を通って→腹筋の筋肉に指令が届き→腹筋の筋肉を固めます。

腹筋の筋肉なら多くの方が意識しやすいはずです。

腕や脚の筋肉も日常生活でよく使う筋肉なので、使っているのがわかるかと思います。

ですが背中の筋肉(広背筋)や胸の筋肉は固くしてと指令を出してもうまく固くできない人は多いかと思います。

それは背中の筋肉(広背筋)や胸の筋肉というのはスポーツやトレーニングをしていない方だと日常生活ではあまり使われていない(使ってはいるが、、)ので筋肉が眠ってしまっており感覚が鈍っているのです。

神経はスマホで言う電波みたいなもの

背中に効いているのがわからないというのは、筋肉と脳を繋ぐ神経伝達があまりうまくできていない状態になります。

例えるなら神経スマホの電波。

無人島でいくら大きな声を出してスマホに話しかけても、電波が悪ければちゃんと聞こえません。

より大きな声を出せば声が届くという発想よりも、電波をつなげる。神経を促通させるということをやっていきましょう。

神経を繋ぐために正しく使う

背中の神経を促通させるためには、200rep必要といわれています。反復しないと神経はつながりません。正しく筋肉を繰り返し使ってあげることで少しずつ背中の筋肉を使っているのがわかってきます。

具体的に私が背中の筋肉を使えているとわかるようになったきっかけはチンニング(懸垂)でした。

ラットプルダウンはやりこんでいたのですが、私がトレーニングをしていたジムにはチンニングをする環境がなくチンニングはやっていませんでした。

ラットプルダウンとチンニングは同じような動作になりますが、

ラットプルダウンは上から錘を自分に引きつけるのに対して、チンニングは自分が真上に引き上がります。

ラットプルダウンの自分に引きつける場合は、どうしても腕や肩の筋肉を動員してあげてしまいやすいです。

数字で例えると背中5、腕と肩5で挙げる。

チンニングの場合は自然と正しく背中の筋肉を使いやすく、背中7、腕と肩3で挙げられている感じでしょうか。

ラットプルダウンでももちろん正しいフォームでトレーニングを続ければ、少しずつ背中の筋肉を使っているのがわかってきます。

ポイントは腕・肩の力を抜いて動作することです。

錘が重たいとどうしても腕や肩に力が入って力みやすいので、女性の方はパワーグリップを使うと握力をサポートしてくれるので、腕にあまり力を入れずに動作することができます。

ゴールドジム(GOLD`S GYM) パワーグリップ プロ

正しく筋肉を使ってあげて眠っている筋肉を少しずつ起こしてあげてください。

神経を繋げ。

【編集後記】

昨日、ハイキューの映画を観てきました。

良い写真を撮ることができ、その写真の「繋げ」というところからブログの記事を考えてみました。

写真からブログ記事を考えるということはやってきてなかったので、こういうやり方もおもしろくありだなと思いました。

川渕 亮太
川渕 亮太
1994年。北海道生まれ。神奈川県茅ヶ崎市在住。 NSCA-CPT、NASM-PESの資格を持つパーソナルトレーナー。 年間1200本以上のパーソナルトレーニング指導を担当。トレーニング初心者からシニア、モデルと幅広く指導。 自身もベストボディジャパンの選手として身体づくりに励む。体脂肪率は年中1桁を維持し、年中かっこいい・年中健康的なからだづくりを実践。2024年にはベストボディジャパン横浜大会で入賞を果たす。 詳しいプロフィールはこちら
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