※食べるものはちゃんと食べる。高タンパク・低脂質なフィレステーキ by iPhone12mini
パーソナルトレーナーとして食べないダイエットはおすすめしません。
リバウンドせずに健康的に痩せるためには『食事』『運動』『睡眠』のバランスがとれているかが大切です。
食べないダイエットがどうしてダメなのか。痩せるしくみをまとめました。
コンテンツ
脂肪1kg減らすのに必要なカロリー
1kgの脂肪を減らすのには-7200kcalが必要になります。
-7200kcalをするためには食事の量を抑えて摂取カロリーを抑える。
階段を使うようにしたり、歩く量を増やしたりして消費カロリーを増やす。
戦略としては大きく分けてこの2つしか方法はありません。
消費カロリーと摂取カロリー
脂肪を減らすためには消費カロリー>摂取カロリーにする必要があります。
上記の図の場合3名とも消費カロリー2000kcalとした時、
摂取カロリー2000kcalのAさんは消費カロリーと摂取カロリーの差は±0。
→体重は増えも減りもせずにキープ。体重維持。
Bさんは摂取カロリー1800kcalで-200kcalすることができています。
→少しずつ痩せていく
Cさんは1600kcalなので-400kcalです。
→Bさんよりも早く痩せることができるでしょう。
具体的に1kgの脂肪を減らすのにかかる期間としては
Bさんは7200kcal÷200kcal(1日の消費カロリーと摂取カロリーの差)→36日
Cさんは7200kcal÷400kcalですので→18日で1kgの脂肪を減らすことができる計算になります。
食べないダイエットをオススメしない理由
ダイエットは消費カロリー>摂取カロリーにすれば良いというシンプルなルールです。
それなら摂取カロリーを減らせば、減らすだけいいのでしょうか。
そうとはなりません。
人間が生きていくために最低限必要なエネルギーが必要です。
この最低限必要なエネルギーのこと基礎代謝というのですが、食べないダイエットをすることでは基礎代謝を下げ痩せにくい身体をつくる原因に繋がります。
ですので摂取カロリーを極端にセーブするような「食べないダイエット」はオススメしないのです。
基礎代謝とは生命維持に必要なエネルギーのことで、1日中寝ていても消費するカロリーになります。基礎代謝は筋肉が大きく割合を占めています。
食べないダイエットでは筋肉も一緒になって減ってしまいます。筋肉が減ると言うことは基礎代謝も減ってしまいます。
食べないダイエットが終了したら当然、食事を元に戻します。ダイエットを始める前は10食べても太ることはなかったので。
ですが、食事は前と同じでも基礎代謝が下がっているのでカロリーが余ります。これがリバウンドの原因になります。
リバウンドをしないで健康的に痩せるためには筋肉の落ちないギリギリのカロリーを摂る『食事』と合わせて筋肉を使うという『運動』が欠かせないのです。
【編集後記】
昨日は朝ブログ記事を執筆。午後は5名の方のパーソナルトレーニング指導を。
ブログの優先順位をあげているので、トレーニングが疎かに。
ブログとトレーニングの両立が課題です。