木曜日, 11月 21, 2024
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ダイエット中の脂質との付き合い方

※脂質は高め近所にあるお気に入りのココナッツカレー by iPhone12mini

ダイエット中は脂質を減らすことが大切です。

脂質は他の栄養素に比べてカロリーが高く、脂質を多く摂取すればダイエットになりません。

しかし、ダイエットに真面目に取り組まれている方の中には脂質を減らしすぎてしまうという人もいらっしゃいます。

ダイエット中の脂質との付き合い方について考えてみました。

脂質はダイエットの敵なのか

ダイエット中、脂質はどうしてもカロリーが高いので悪者のように扱われてしまいます。

脂質は1g当たり9kcal、他の三大栄養素であるタンパク質は1g当たり4kcal、炭水化物も1g当たり9kcalです。

ファーストフードやコンビニが普及して便利になった反面、日本の食文化は大きく変化しました。ファーストフードを筆頭とした食の欧米化。見た目を良くするために多くの油を使われるようになったりと。

脂質は簡単に摂取できるようになりました。

また、お茶のCMにもあるように美味しいものは脂肪と糖でできていると言われたりと脂質は悪いイメージを持たれがちです。

そのため真面目にダイエットを頑張っている方には食事のほとんどが鳥のささみや野菜、肉の脂身は極限までカットするというように脂質を限界まで削るという方も中にはいらっしゃるくらいです。

ダイエットでは脂質をカットすることはもちろん必要なのですが、限りなく0に近づけるような脂質のカットは身体的にも精神的にも健康的ではありません。

ダイエットの場合も脂質の役割を理解して、うまくつきあっていく必要があります。

脂質を怖がりすぎない

脂質の役割としては

  • 効率の良いエネルギー源になる
  • ホルモンの材料となる
  • 細胞膜などの材料になる
  • 脳細胞の構成物質になる
  • 血管の内壁を保護してくれる
  • 脂溶性ビタミンの吸収を助ける

などが挙げられます。

脂質の量がカロリーの10%以下になってしまうと、女性の場合生理が止まってしまうと言われています。

ホルモンレベルの適正化を考えると、だいたい総摂取カロリーの20~30%ほどは脂肪から取るようにしたいところです。

身体の機能を正常に働かせるためにも脂質を怖がりすぎることなく、適度に摂取するようにしたいものです。

多すぎ・少なすぎに注意

ダイエットの場合、どんなに脂質の量を下げたとしても総摂取カロリーの15~20%は脂質からカロリーを摂るようにしましょう。

どんなものから摂取するかも大事なポイントです。

脂質は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類の脂肪に分けられるのですが、ダイエットの時や年中健康的な身体づくりを目指す方は不飽和脂肪酸を積極的に摂るようにするのがオススメです。

簡単に説明すると

飽和脂肪酸は常温で固体になる脂で、不飽和脂肪酸は常温で液体の脂をイメージするとわかりやすいですね。

具体例としては

飽和脂肪酸:お肉の脂やラードなど

不飽和脂肪酸:オリーブオイルや魚の脂、アボカドやナッツなど

飽和脂肪酸の方が脂肪になりやすい性質があり健康にも良くないので、ダイエットやこれからの健康のためにも身体に良い不飽和脂肪酸を積極的に摂取するようにしていきましょう。

脂質はカロリーが高いので、どうしても避けられてしまいがちですが、脂質の役割をしっかり頭に入れておいて健康的なダイエットを。

【編集後記】

昨日は早朝にブログを執筆。

朝から5名の方のパーソナルトレーニング指導を。ダイエットの方や美脚づくりの方、モデルの方でした。

自分のトレーニングはオフ。

夜は葬送のフリーレンを2話視聴。Netflixに配信されているところは全て見終わりました。

川渕 亮太
川渕 亮太
1994年。北海道生まれ。神奈川県茅ヶ崎市在住。 NSCA-CPT、NASM-PESの資格を持つパーソナルトレーナー。 年間1200本以上のパーソナルトレーニング指導を担当。トレーニング初心者からシニア、モデルと幅広く指導。 自身もベストボディジャパンの選手として身体づくりに励む。体脂肪率は年中1桁を維持し、年中かっこいい・年中健康的なからだづくりを実践。2024年にはベストボディジャパン横浜大会で入賞を果たす。 詳しいプロフィールはこちら
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