木曜日, 11月 21, 2024
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継続力を高めるためには

※継続しなければ立つことのできないステージ by iPhone12mini

身体づくりには続けるということが欠かせません。

継続力について考えをまとめてみました。

継続力

ブログを書くのには継続力が必要です。

筋トレをやるにしても、ダイエットをやるにしても継続力がなければ結果につなげることはできません。

トレーニングを2〜3回やったからと効果を感じることは難しいでしょう。

ほんとうに苦痛でしかたない。生理的に無理というのなら続けず、他の方法を探すべきだと思います。

ただめんどくさいという理由ならやり続けてみるべきではないでしょうか。

目の前の報酬と将来の報酬

人の性質には「双曲割引」という性質が備わっているようです。

この双曲割引という性質は目の前の報酬と将来の報酬を考えたときに、目の前の報酬のほうが重要と感じてしまう性質です。

問①:1年後にリンゴを1個もらえる 1年と1日後にリンゴを2個もらえる  この質問をされたほとんどの人はBを選んだ。1年も待たされたのだから追加でもう1日待つのは苦ではない、それでリンゴが2個になるならそっちを選ぶという判断だ。しかし

問②:今日、リンゴを1個もらえる 明日、リンゴを2個もらえる  こうなると、さきほどの選択肢で Bを選んだ人でも Aを選ぶ人が多くなる。「1日待てば、追加でリンゴをもう1個もらえる」という必要な行動と報酬は問1とまったく同じなのに、なぜか答えだけが変わってしまった。

引用:双曲割引 ぼくたちは習慣でできている

こういった性質を持つのは、狩猟採集をしていたころの性質がいまもまだ残っているからだと考えられています。

狩猟採集していたころは、次にいつ食べものを食べることができるかはわからないという時代ですので、食べ物を見つけたらすぐに食べるというのが理にかなっています。

現代の日本においては食べものには困らないくらい豊かになりました。

こういった性質を人は持っているのですが、トレーニングや食事管理を継続できる人と継続できない人の違いは何なのか。

継続力を高めるためには

  • なぜそれをやるのか
  • どうなりたいのか
  • なにを求めるのか

未来をイメージする。そのイメージを持ったうえで

  • 意志力を使わない
  • ハードルを低くする
  • だれかに宣言する、口に出す

ということをやっています。

特に意志力は減ってしまうと考えています。

例えるならRPGゲームの魔法攻撃を使うのに必要なMP(マジックポイント)のようなイメージです。

やるかやらないかという決断をするたびに意志力が使われます。

やるかやらないかで迷わないためにも、私はトレーニングは火曜・水曜・金曜・土曜と決めてトレーニングをしていたり、ブログは毎日やると決めています。

そうすることで今日やろうかな、どうしようかなということで迷わずに「今日は上半身トレーニングの日だ!」「いつトレーニングできる時間をつくれるかな?」というふうに頭を働かせます。

ブログを更新するのも毎日と決めたので「今日はこの時間帯でブログ書けるな」「ブログネタ、なににするかな?」とやるかやらないかという迷いから一歩先の悩みに変わります。

意志力を減らすといえば服を定番化して「今日何の服を着るかに迷わない」「服で意志力を使わない」ようにしている経営者の方も多いですよね。

Appleのスティーブ・ジョブズなんかもまさしく。

意志力は減ってしまうと考えて、やりたいと思っていることは固定化して続けていきましょう。

わたしもコツコツ続けます。

【編集後記】

昨日は午後から夜まで7名の方のパーソナルトレーニング指導を。身体づくりの方。コンテストの方。ダイエットの方でした。

移動時間にブログを。

最近、アラームを使うのをやめて朝の目覚めがよくなりました。アラームを使わないで太陽の光で起きるよなったことで、セロトニンというホルモンが分泌されやすくなっている気がします。

川渕 亮太
川渕 亮太
1994年。北海道生まれ。神奈川県茅ヶ崎市在住。 NSCA-CPT、NASM-PESの資格を持つパーソナルトレーナー。 年間1200本以上のパーソナルトレーニング指導を担当。トレーニング初心者からシニア、モデルと幅広く指導。 自身もベストボディジャパンの選手として身体づくりに励む。体脂肪率は年中1桁を維持し、年中かっこいい・年中健康的なからだづくりを実践。2024年にはベストボディジャパン横浜大会で入賞を果たす。 詳しいプロフィールはこちら
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