※安全に速く目的地を目指せる乗り物 by iPhone12mini
先日、ネットニュースにてパーソナルジムでの事故が多発しているというニュースを見ました。
パーソナルトレーナーとして7年ほど活動するものとしては悲しいニュースです。トレーニングの強度設定について考えをまとめてみました。
コンテンツ
安全があっての効果
パーソナルトレーナーはお客様を目的地に導くのが仕事です。
目的地に導く仕事。それは安全があってこそのものです。
例えばどんなに早く目的地に着く飛行機だとしても、安全性が担保されていない飛行機には例え早く着くとしても乗らないでしょう。
飛行機は安全と信用・信頼されているからこそ、多くの人が飛行機を利用します。
パーソナルトレーニングジムも効果がある、そして安全だからこそ利用いただくことができます。
楽すぎても効果がない。
追い込みすぎても酸欠になってしまったり、怪我のリスクも高まります。
そしてトレーナーが解剖学を理解しており、正しいフォームで筋肉を追い込むことが必要です。
解剖学を理解せずに、誤ったフォームのまま強度をどんどんあげていけば身体は壊れます。
身体的限界と精神的限界
人の限界には身体的限界と精神的な限界と2つの限界が備わっています。
身体的限界とは言葉のとおり肉体の限界のことで、筋肉の限界、持久力の限界、柔軟性の限界などが含まれます。
一方、精神的限界とはこれも文字の通り、ストレス耐性や集中力の限界、感情の安定性の限界などがあげられます。
トレーニングにおいては身体的限界と精神的限界、この2つを向上させることにつながります。
しかし、ネットニュースにもあったようにパーソナルトレーニングでクライアントが身体的限界を迎えているにも関わらず、さらに追い込もうすれば、身体の限界を迎えていますので、怪我という形に繋がっていまいます。
私たちトレーナーは身体的限界が100だとすれば、どんなに強度が高くても101を出させるくらいの強度設定がベストだと考えています。
毎回120や130を出すようなトレーニングは、いつかトレーニングが嫌になってしまうでしょう。
私は「トレーニングは楽しく」をモットーにしています。トレーニングを少しでも楽しく感じられるからこそ、続けることができると考えています
楽しいから続けられる
トレーニングは効果が出る→楽しく感じられる→続けられる
続けられる方は、この流れになっていることが多いです。
効果がないことは続けられません。
ただ、効果は出るとしてもあまりに過酷、キツすぎるということは続けられないでしょう。
アスリートのように自分の人生をかけているということでもなく、一般の人がダイエットや引き締まった身体をつくりたいという目的であれは、なおさら続けるのは難しいです。
トレーニングを続けるためにも適度な強度設定が必要不可欠です。
- 正しいフォームで実施できる
- 最後のセットで挙がるか挙がらないかくらいの絶妙な強度
- いきなりではなく少しずつ強度をあげていく
ということをやっていきましょう。
【編集後記】
昨日は朝、プロテインに関する記事を監修。
5名の方のパーソナルトレーニング指導を。
夜は脚のトレーニング。